米株続伸し軒並み1%超上昇、米景気回復継続などへの期待で

ダウは323ドル高の1万7907ドル

ロイター
1月8日、米国株式市場は続伸。主要株価3指数はそろって1%超上昇した。写真はニューヨーク証券取引所(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 8日の米国株式市場は続伸。主要株価3指数はそろって1%超上昇した。米景気の回復が継続するとの楽観的な見方や、欧州中央銀行(ECB)が一段と積極的な景気刺激策を打ち出すとの期待が追い風となった。

ダウ工業株30種<.DJI>は323.35ドル(1.84%)高の1万7907.87ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は85.72ポイント(1.84%)高の4736.19。

S&P総合500種<.SPX>は36.24ポイント(1.79%)高の2062.14。

製薬のバインド・セラピューティクスは37.1%上昇した。同社は、肺がん治療の新薬に関する中期臨床試験に向けて最初の患者を登録したと発表した。

バイオ医薬品のニューロクライン・バイオサイエンシズとアッヴィがそれぞれ25.6%と1%上がった。ニューロクラインとアッヴィが共同開発している子宮内膜症治療薬が、プレ更年期の女性を対象にした2つの後期臨床試験のうちの1つで、症状を軽減させたことが判明した。

アパレル小売りのアーバン・アウトフィッターズは、年末商戦の売上高が好調となったことから、3.7%上昇。

ディスカウントチェーンのファミリー・ダラー・ストアーズは、9─11月期利益が半減したことが嫌われ、0.4%下落した。

この日は週間新規失業保険申請件数が前週から減少し、9日の12月雇用統計発表を前に米労働市場が堅調になりつつあることを示唆した。原油価格下げ止まりの兆しも、投資家心理を上向かせた。

12月の非農業雇用者数は前月比24万人増と見込まれている。ジョーンズ・トレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は「月間の雇用の伸びが20万人ないし20万人超のレンジが定着する局面にわれわれは達している」と指摘した。

S&P総合500種は、5日に割り込んだチャート上の重要な下値支持線の50日平均を再び上回った。オルーク氏は「弱気派は買い戻しを強いられ、値上がりに乗り遅れるのではないかとの不安が出ている」と述べた。

BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約71億株で、過去5日平均の67億株を上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2396で下げ718(比率は3.34対1)、ナスダックが上げ2048で下げ702(2.92対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>     

終値         17907.87(+323.35)

前営業日終値    17584.52(+212.88)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値         4736.19(+85.72)

前営業日終値    4650.47(+57.73)

S&P総合500種<.SPX>

     終値         2062.14(+36.24)

前営業日終値    2025.90(+23.29)

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