日経平均大幅反落、原油安による先行き不透明感で1万7000円割れ

前場終値は298円安の1万6898円

ロイター
1月13日、前場の東京株式市場で日経平均は大幅反落。東京証券取引所で先月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅反落。前引けは298円安で取引時間中としては1月7日以来3営業日ぶりに1万7000円を割り込んだ。原油安を背景に米国株安と円高が進んだことが嫌気され、自動車、電機などの主力株中心に売りが先行した。

円相場が1ドル117円台に上昇したことで一時は369円安まで下げ幅が拡大したが、前引けにかけては押し目買いも入りやや下げ渋る展開となった。

米原油先物は12日、5年9カ月ぶりの安値となる1バレル45ドル台で取引を終了している。原油安によるリスクオフの動きは日本株にも波及した。先行き不透明感から海外短期筋が先物に仕掛け的な売りを強めたとみられている。米企業の決算シーズンを控えているほか、来週には欧州で重要イベントを控えていることも見送り材料になった。個人の押し目買いや日銀ETF買いの期待などが支えになって下げ幅を縮小させたが、戻りは鈍かった。市場では「日本のファンダメンタルズに変化はないものの、ECB理事会やギリシャの総選挙を見極めるまで本格的には動きにくい。決算発表をみながらの個別対応になりそう」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、イオン<8267.T>が続落。前日比で5%を超える下げとなっている。9日、2014年3ー11月期の連結営業利益が同47.9%減の493億円と大幅減益になったと発表し嫌気された。半面、オーエスジー<6136.T>は買われた。9日に発表した2014年11月期決算で営業利益が大幅増となり好感された。

東証1部の騰落数は、値上がり284銘柄に対し、値下がりが1491銘柄、変わらずが85銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 16898.87 -298.86

寄り付き 16970.88

安値/高値 16828.27─16986.99

東証出来高(万株) 112979

東証売買代金(億円) 10755.08

(河口浩一)

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