日経平均3日ぶり大幅反発、買い戻し主導で日経平均1万7000円回復

終値は312円高の1万7108円

ロイター
1月15日、東京株式市場で日経平均は3日ぶりに大幅反発、節目の1万7000円を回復し、終値は312円高で今年最大の上げ幅となった。都内で8日撮影(2014年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに大幅反発。節目の1万7000円を回復した。終値は312円高で今年最大の上げ幅となった。前日の米国株が安値から下げ渋ったことや原油価格の上昇を背景に短期的な調整一巡感が広がり、買い戻しが強まった。

ドル/円[JPY=EBS]が117円台後半まで戻したことも株高を支援した。国内に手がかり材料は乏しいが、過度な不安心理が和らぎ、後場にかけて上げ幅が拡大する展開だった。

昨年12月の米小売売上高が市場予想より大きく落ち込んだことを受け、前日の米国株は4日続落。ただ取引終盤にかけてエネルギー株が下げ幅を縮め、米株価指数は安値から値を戻して引けた。一時4週間ぶりの安値を付けたドル/円も切り返したことから、東京市場ではリバウンド機運が高まり、寄り付きから買いが先行した。来週以降にECB(欧州中央銀行)理事会、ギリシャ総選挙など海外の重要イベントが目白押しで、現物市場には手控えムードもあったが、後場にかけて先物に買い戻しや自律反発狙いの買いが膨らみ、裁定買いを伴って上げ幅が拡大した。市場では「海外の不安要因はある程度織り込んだ。ただ、銅、アルミなどを含めた商品市況の動向はもう少し見極めが必要だろう」(SMBC日興証券株式調査部部長の西広市氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、エーアイテイー<9381.T>がストップ高比例配分。14日、2015年2月期の期末配当金予想を上方修正し、材料視された。半面、住友金属鉱山<5713.T>三井金属鉱業<5706.T>など銅関連銘柄の一角がさえない。足元の銅先物価格の急落を受け、在庫評価損への警戒感や銅鉱山収益に対する懸念が広がった。

東証1部騰落数は、値上がり1513銘柄に対し、値下がりが265銘柄、変わらずが82銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17108.7 +312.74

寄り付き    16872.95

安値/高値   16856.22─17141.98

TOPIX<.TOPX>

終値       1376.6 +18.62

寄り付き     1361.29

安値/高値    1360.33─1379.9

東証出来高(万株) 250605

東証売買代金(億円) 23303.62

(河口浩一)

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