米国株式市場は5日続落、低調な銀行決算が重し

ダウは106ドル安の1万7320ドル

ロイター
1月15日、 米国株式市場は、大手米銀の決算が思わしくなかったことが重しとなり、5日続落して終了した。NYSEで撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日の米国株式市場は、大手米銀の決算が思わしくなかったことが重しとなり、5日続落して終了した。S&P総合500種は12月16日以来初めて2000を下回る水準で引けた。

ダウ工業株30種<.DJI>は106.38ドル(0.61%)安の1万7320.71ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は68.50ポイント(1.48%)安の4570.82。

S&P総合500種<.SPX>は18.60ポイント(0.92%)安の1992.67。

バンク・オブ・アメリカは5.2%安。第4・四半期決算で純利益が14%減少したことが嫌われた。大幅減益決算を発表したシティグループも3.7%下げて、S&P金融株指数<.SPSY>は1.3%下落した。

原油安を背景にエネルギー株も全般に下げた。

家電量販最大手のベスト・バイは14%急落。2月から始まる新年度について第1、第2・四半期の既存店売上高の伸びがマイナスから横ばいとの見通しを示したことで売られた。

半面、米市場上場のスイス企業株は堅調。スイス中銀がスイスフランの対ユーロの上限を撤廃すると発表したことでスイスフラン高が進み、ドル建てのスイス企業株の割安感が強まったため。クレディ・スイスは1.8%、医薬品のノバルティスは3.9%それぞれ上昇した。

スイス中銀の意表を突く政策変更でボラティリティが大きくなった面もある。

アドバイザーズ・アセット・マネジメントのスコット・コリヤー氏は「世界経済は減速しつつあるのだろう。世界的な景気減速の影響を受けずにしのぐのは非常に難しい」と述べた。

BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約79億株で、過去5営業日平均の73億株を上回った。

騰落比率は、ニューヨーク証券取引所が下げ1995で上げ1091(比率は1.83対1)、ナスダックが下げ2152で上げ603(3.57対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         17320.71(‐106.38)

前営業日終値    17427.09(‐186.59)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4570.82(‐68.50)

前営業日終値    4639.32(‐22.18)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1992.67(‐18.60)

前営業日終値    2011.27(‐11.76)

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