モバイルクリエイト、バスやトラック、タクシーなど交通システムで浸透

今期は人員増、開発費増でも増益基調を維持

山内 哲夫
モバイルクリエイトが手掛ける「バスなび沖縄」、アクセス数が膨らんでいる

 移動体管理システムのモバイルクリエイトの業績が好調だ。2012年12月の上場後も利益成長が続いており、バスロケーションシステムなどの事業も拡大している。

 モバイルクリエイトは1月14日に今15年5月期の上期(14年6~11月期)決算を発表。売上高26.6億円(前年同期比30.3%増)、営業利益4.6億円(同5.5%)と順調だった。

 人員増や新商品開発費用の増加、営業拠点の増設などのコスト増があり、前上期にNTTドコモ向けにパケット対応トランシーバーの販売が3.8億円分あっただけに反動減が懸念されたが、それを上回る売り上げがタクシー無線の買い替え需要や沖縄IC乗車券システムなどで実現しており、ストックビジネス的な回線使用料によるモバイルネットワーク事業や保守などのカスタマーサービスも順調に膨らんで、通期でも計画達成が見えてきた。

 特需となっているのが、タクシー配車システム。16年5月に予定されるアナログ無線廃止に向けて、買い替え需要が出ており、受注が順調のようだ。14年10月末現在の国内タクシーのデジタル無線導入状況は11.4万台と、まだアナログ無線や非無線のタクシーは8.9万台あるとみられる。モバイルクリエイトの製品「新視令」は簡単に導入できる仕組みでもあるため、ここでのさらなる拡大に期待がかかる。

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