現代版「株式大相撲番付」、東の横綱はあの会社だ!

関脇には水素、自動運転関連銘柄も

櫻木 瑶子

 横綱・白鵬が大鵬を抜いて史上最多33度目の優勝なるか? 注目の大相撲初場所が始まりました。そうした中で先日、こんなものを見つけました。昭和23(1948)年に作られた番付表です。

(撮影:櫻木瑶子)

 見つけたのは、東証アローズのミュージアム。数々の貴重な展示品などを通じて日本の証券市場の歴史を学ぶことができます。その中でいちばん興味深かったのがこの番付表です。

 「えっ、相撲の番付表がなぜ証券ミュージアムに?」と思いますよね。いえいえ、よーくみてください!

(撮影:櫻木瑶子)

 東の横綱は日清紡績! 西は帝國人絹(現・帝人)!

 そう、これは「株式大相撲番付」なんです! 昭和24(1949)年の東京証券取引所の再開前、国民への証券知識の普及を図ろうと証券民主化運動が行われました。そのときに一役買ったのが番付表です。横綱や三役の顔ぶれは、戦前から繊維が花形だった当時の産業界の勢力図を反映しています。

 これを今作ったらどんな番付になるんでしょうか。「やっぱり横綱はトヨタ自動車かなぁ~」などと興味が湧き、「四季報オンライン」の厳選注目株でもおなじみ、ストックボイスの岩本秀雄さんに聞きました。

 「昭和23年の番付表は株価の高い順に並んでいますが、それでは面白くない」と岩本さん。2014年の大納会時点の時価総額に同年1年間の頑張りがわかる上昇率を加味して……。

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