日経平均は1万7000円回復、中国株急落も押し目買い

終値は150円高の1万7014円

1月19日、東京株式市場で日経平均は反発し、節目の1万7000円を回復した。東京証券取引所で昨年12月撮影(2015年 ロイター/YUYA SHINO)

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、節目の1万7000円を回復した。前週末の米株高を好感し朝方から買いが先行。日中は中国市場で上海総合指数<.SSEC>などが大幅に下落したことで、伸び悩む場面があったものの、日本株に対しては押し目を拾う動きがみられ、大引けにかけては底堅く推移した。

ただ今晩の米国市場が休場であるほか、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントを控え、様子見姿勢も強まった。

海外市場が落ち着きを取り戻したことで、前週のリスク回避姿勢はひとまず和らいだ。ただ、今週は20─21日に日銀金融政策決定会合、22日にECB理事会など重要イベントが相次ぐ。今晩の米国株市場がキング牧師誕生日の祝日で休場となることも手控え要因となり、東証1部の売買代金は1月5日以来、2週間ぶりに活況の目安となる2兆円を下回った。

中国では大手証券3社が当局から証拠金取引の新規口座開設を3カ月停止するよう命じられたことなどを受け主要指数が急落。これを嫌気し日経平均は一時47円高まで上げ幅を縮めた。だが、主力株の一角やファーストリテイリング<9983.T>ファナック <6954.T>などの値がさ株が底堅く推移したほか、好業績銘柄への押し目買い意欲もみられ、指数を下支えした。

東洋証券の檜和田浩昭ストラテジストは「中国株が大幅安となっているものの、東南アジア市場がしっかりとしていることが安心感をもたらしている」と指摘する。重要イベント前で手掛けにくさがあるなか、日本株に対してはバリュエーション面などからみた押し目買いが入りやすい状況にあるとの見方を示している。

個別銘柄ではすかいらーく<3197.T>が昨年来高値を更新。2015年12月期(国際会計基準)の連結純利益が最高水準になりそうだと一部で報じられ、好感された。半面、シャープ<6753.T>は軟調。19日に15年3月期の連結業績予想が達成できない見込みだと発表し、8.7%安で引けた。

東証1部騰落数は、値上がり1152銘柄に対し、値下がりが561銘柄、変わらずが147銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17014.29 +150.13

寄り付き    17000.78

安値/高値   16911.58─17039.8

TOPIX<.TOPX>

終値       1372.41 +8.68

寄り付き     1374.41

安値/高値    1365.08─1374.65

東証出来高(万株) 203951

東証売買代金(億円) 19278.12

(長田善行)

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