日経平均は続落、米株高も先物売りで下落

前場終値は17円安の1万7262円

ロイター
1月22日、前場の東京株式市場で日経平均は続落。前日の米国株高を支えに寄り付きは買いが先行したものの、先物主導で売られ下げに転じた。2014年4月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落。前日の米国株高を支えに寄り付きは買いが先行したものの、先物主導で売られ下げに転じた。欧州中央銀行(ECB)理事会を今晩に控え、様子見姿勢が強まるなか、前引けにかけて外為市場でのドル/円がやや強含むと下げ幅を縮小した。

TOPIXは前日終値比0.47%安となった。

前日の米国株式市場では主要3指数が上昇。ユーロ圏関係筋は21日、ロイターに対し、ECBの役員会が3月以降に月額500億ユーロ(580億ドル)の債券を買い入れる案を提案したと明らかにした。債権買い入れはユーロ圏の経済を支えるとの期待が広がった。

外部要因を好感し、寄り付きで日経平均は1万7300円台を回復。前日比で一時75円高まで買われたが、高値警戒感もくすぶり下げに転じた。ソフトバンク<9984.T>が2.56%高となり、日経平均を約20円押し上げる要因となったほか、NTT<9432.T>JT<2914.T>などの内需関連の一角が買われた。一方、トヨタ自動車 <7203.T>キヤノン<7751.T>などは売られ、自動車・電機株はやや軟調な展開となった。

安藤証券の横山貢投資情報室長は「ECB理事会や国内企業の決算発表の本格化を控え、様子見ムードが強いなか、先物主導の展開となっている」と指摘。「ここのところ内需関連がしっかりとした値動きとなっていたが、外需関連企業の堅調な業績が示されれば、日本株の底上げにつながる」との見方を示す。

個別銘柄ではDMG森精機<6141.T>が堅調。22日に、持分法適用会社に対する公開買い付けを発表したことが評価された。2014年12月期(4ー12月の9カ月変則決算)の営業利益が590億円程度になったようだと報じられたユニ・チャーム<8113.T>は昨年来高値を更新した。

半面、NOK<7240.T>は下落。21日、2015年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表したことで、寄り付き後は買いが進んだものの、利益確定売りに押された。

東証1部の騰落数は、値上がり477銘柄に対し、値下がりが1242銘柄、変わらずが137銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 17262.7 -17.78

寄り付き 17306.64

安値/高値 17229.21─17355.74

東証出来高(万株) 93568

東証売買代金(億円) 8929.81

(長田善行)

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