バイオベンチャー株投資はこうして稼ぐ

将来性を見抜くツボ

(写真:Imasia)

 投資の効率を上げるには買いのタイミングが重要だ。「何を今さら、当たりまえの話」という人も多いだろう。しかし、医薬品や医療セクターは、タイミングの見極めこそが投資の成否を左右するともいえる。特にバイオベンチャー株への投資では見極めの重要性が一段と増す。

 医療や医薬品セクターの場合、開発中の案件に着目して株式投資をするのは決して珍しいことではない。自動車やゲームセクターなどでも同じようなことはある。しかし、これらのセクターが対象だと、次の新製品による成長を見込んだ投資はあっても、次の次の新製品まで見据えるのは難しい。次期製品の概要すら把握できない段階で、さらに次の製品開発の情報が市場に出回ることはあまりないからだ。企業側も具体的なアイデアすら固まっていない、というケースもあるだろう。

 これに対して、医薬品メーカーは臨床中期(フェーズⅡ)レベル以降の新薬パイプラインの開示が一般的だ。医・薬学会などで共同開発している大学の研究者らが先行して発表するケースが多く、メーカー側も情報の共有化を図って、新薬情報を市場に発信する。フェーズⅡのレベルの新薬は、承認取得、薬価収載などを考慮すれば、市場に投入されるのは数年先。それでも、株式市場は新薬の開発報道に一喜一憂する。

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