1月米小売売上高は2カ月連続減、消費動向伸び鈍く

前月比で0.8%減少

ロイター
2月12日、1月の米小売売上高は市場予想を上回る落ち込みとなった。写真はニューヨークの買い物客。2011年11月撮影(2015年 ロイター/Jessica Rinaldi)

[ワシントン 12日 ロイター] - 1月の米小売売上高は、前月比で0.8%減少、市場予想の0.5%減を上回る落ち込みとなった。減少は2カ月連続。家計が幅広い分野で支出を減らし、第1・四半期がより軟調な経済成長ペースで始まったことを示した。

商務省が発表した。消費動向の指標とされる、コアベースの売上高(自動車やガソリン、建設資材、飲食業除く)が0.1%の伸びにとどまり、市場予想の0.4%増に届かなかった。

ガソリン価格が下落したが、家計は浮いた資金を債務返済や貯蓄に回しているとの指摘も出ている。

家具・家財道具は0.7%減り、2013年12月以来の大幅な落ち込みとなった。

衣料・装身具やスポーツ用品・趣味関連も減少した。

ガソリンスタンドは9.3%減り、2008年12月以来の大幅減となった。自動車・部品も減った。

また、自動車を除く小売売上高が前月比0.9%減、予想は0.4%減だった。

TD証券(ニューヨーク)の副首席エコノミスト、ミラン・ムルレーン氏は「ガソリン安で可処分所得が著しく押し上げられたが、今回の指標は失望を誘う内容で、今年の消費動向が鈍いペースで始まったことを示す」と指摘した。

ただ「ガソリン安が続き、(消費者)信頼感も非常に高く、労働市場も回復して、家計所得を下支えするとみられる。消費支出動向が向こう数カ月間で力強く反発するとみている」と話した。

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