米国株式市場は大幅高、米早期利上げ懸念が後退

ダウは227ドル高の1万8076ドル

ロイター
3月18日、米国株式市場は大幅高。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを急がない姿勢を示唆したことが追い風となった。2012年12月撮影(2015年 ロイター/Andrew Kelly)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日の米国株式市場は大幅高。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを急がない姿勢を示唆したことが追い風となった。

FRBは利上げ開始時期を判断する際に「忍耐強く(patient)」いられるとした文言を削除する一方、今後数年間の金利見通しを引き下げ、米景気の先行き見通しについても下方修正した。

アメリプライズ・フィナンシャルのチーフ・マーケット・ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は「利上げペースに対する期待を引き下げることで、FRBは経済が緩やかに成長しているにすぎないとみており、利上げを急ぐことはないとの明確な合図を送った」と話した。

ダウ工業株30種<.DJI>は227.11ドル(1.27%)高の1万8076.19ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は45.40ポイント(0.92%)高の4982.83。

S&P総合500種<.SPX>は25.14ポイント(1.21%)高の2099.42。

原油価格の急上昇とドル安を受けてエネルギー株が買われた。S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は2.9%上昇し、S&P総合500種の上げを主導。公益株<.SPLRCU>が2.7%の上昇で続いた。公益株は低金利の環境下で買われる傾向がある。

ソフトウエア大手のオラクル<ORCL.N>は2.9%高。前日に発表した第3・四半期決算は売上高が横ばいでわずかに減益となったが、四半期配当を25%増の1株0.25ドルに引き上げた。

中国の電子商取引大手、アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>は0.1%高で終えた。一部の株主に持ち株売却を禁じる「ロックアップ期間」が18日に終了。株価は昨年11月に120ドルの高値をつけたが、その後は軟調で17日の終値は新規株式公開(IPO)価格を約24%上回る84.50ドルだった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約79億株で、月初来平均の66億株を大幅に上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2549で下げ546(比率は4.67対1)、ナスダックが上げ1692で下げ1030(1.64対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値(非公式)    18076.19(+227.11)

前営業日終値    17849.08(‐128.34)

ナスダック総合<.IXIC>

終値(非公式)    4982.83(+45.40)

前営業日終値    4937.43(+7.93)

S&P総合500種<.SPX>

終値(非公式)    2099.42(+25.14)

前営業日終値    2074.28(‐6.91)

 

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