米株3日ぶり反発、雇用統計控え警戒感は根強い

ダウは65ドル高の1万7763ド ル

ロイター
4月2日、米国株式市場は3日ぶりに反発。写真はニューヨーク証券取引所(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日の米国株式市場は3日ぶりに反発。朝方発表された新規失業保険週間申請件数が減少し、1月以来の低水準となったことが株価押上げに寄与した。ただ、米雇用統計の発表を3日に控え、警戒感は根強かった。

ダウ工業株30種<.DJI>は65.06ドル(0.37%)高の1万7763.24ド ル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は6.71ポイント(0.14%)高の4886.94。

S&P総合500種<.SPX>は7.27ポイント(0.35%)高の2066.96。

新規失業保険週間申請件数は季節調整済みで2万件減の26万8000件と市場予想より少なく、労働市場の堅調ぶりを示した。しかし1日発表の3月のADP民間雇用者数と製造業景気指数はいずれも予想より弱く、雇用統計発表を前に景気の見通しは強弱まちまちとなっている。

雇用統計の発表当日はグッドフライデーのため米株式市場は休場で、次の営業日は週明け6日となる。

米連邦準備理事会(FRB)は景気の十分な力強さが確認できるまでは利上げしない方針を示している。3月雇用統計が市場予想を下回れば、目先の金利上昇懸念が後退するとストラテジストはみている。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア・エクイティ・アナリスト、ジョー・ベル氏は「市場は先行き不透明感が相当に濃く、そのために相場が方向感をかなり欠いていているのは間違いない」と述べた。

原油安にもかかわらずエネルギー株は全般に小幅高。原油は欧米など6カ国とイランが核問題をめぐる協議で、イランのウラン濃縮活動の向こう10年間にわたる制限などを含む枠組みで合意したと伝わったことで下落した。

個別銘柄では通信機器のモトローラ・ソリューションズが6.2%下げた。身売り先が見つからなかったとの報道が重しになった。

BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約59億株で、 過去5営業日平均の64億株を下回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1923で下げ1101(比率は1.75対1)、ナスダックが上げ1643で下げ1092(1.50対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル) <.DJI>

終値         17763.24(+65.06)

前営業日終値    17698.18(‐77.94)

ナスダック総合 <.IXIC>

終値         4886.94(+6.71)

前営業日終値    4880.23(‐20.65)

S&P総合500種 <.SPX>

終値         2066.96(+7.27)

前営業日終値    2059.69(‐8.20)

 

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