米国株が反発、ヘルスケアやテクノロジー関連に買い

ダウは183ドル高の1万8024ドル

ロイター
5月1日、米国株式市場は反発して取引を終えた。写真は2014年3月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2015年 ロイター/ Brendan McDermid)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日の米国株式市場は反発して取引を終えた。このところの下落で割安感が出たヘルスケアとテクノロジー関連が買われ、全体水準を押し上げた。経済指標が比較的底堅かったことも、市場心理を明るくした。

ダウ工業株30種は183.54ドル(1.03%)高の1万8024.06ドルで取引を終えた。

S&P総合500種は22.78ポイント(1.09% )高の2108.29。

ナスダック総合指数は63.97ポイント(1.29%) 高の5005.39だった。

週間ではダウ平均が約0.3%安、S&P500種が約0.5%安、ナスダックが約1.7%安となった。

前日に2.7%安となった米アップルはこの日反発し、3.0%の値上がりとなった。S&P情報技術(IT)株指数は約1.5%上昇した。

S&Pヘルスケア指数も約1.3%上昇した。個別銘柄では、第1・四半期の利益がほぼ倍増したことが好感されたバイオ製薬大手ギリアド・サイエンシズは4.5%の値上がりとなった。

5日間下落が続いていたナスダック・バイオテクノロジー株指数も2.86%上昇へと持ち直した。

この日発表の4月の米消費者信頼感指数が上昇したほか、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの米国新車販売台数は市場予想を上回った。米経済が第1・四半期の急減速から持ち直してきているとの見方が広がった。ただ、4月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月から横ばいで、約2年ぶりの低水準にとどまった。

米国とカナダはこの日、石油貨物列車の新しい安全基準を発表した。古いタンク車を3年間で段階的に廃棄することも含まれる。このため鉄道車両メーカーが買われ、グリーンブリアー・カンパニーズは8.0%、トリニティ・インダストリーズは6.9%、アメリカン・レールカーは5.9%上昇した。

週間ベースでみると、今週はソーシャルメディア銘柄が振るわなかった。短文投稿サイトのツイッターやビジネス向け会員制交流サイト(SNS)のリンクトイン、飲食店などの検索・評価サイトを手掛けるイェルプは全て、週間ベースで上場以来最大の下落率を記録した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が上げ1850で下げ1201(比率は1.54対1)だった。ナスダックは上げ1664で下げ1118(1.49対1)。

BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約63億株でここ5営業日の平均である72億株を下回った。

 

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