スッキリ感が出るまで日経平均が下げないかなあ~

5日、25日線をようやく割り込んだ程度…

横山 利香

 4月29日から8連休を過ごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?わが家は毎年、ゴールデンウイーク中に息子の学校遠足があったうえ、野球の練習が休みに関係なくあったため、普段と変わらない生活を送りました。

 日本の株式市場は5連休だったので、休み明けからポジションを取り直そうと考える人が多くいても不思議ではないでしょう。個人的には、日経平均株価が1万9000円を超えたあたりから高値圏にあると判断して短期売買に徹してきたことを踏まえると、あえて現在の水準でポジションを取って連休を過ごす必要性もないと判断し、静観していました。

 日銀が4月30日に行った金融政策決定会合で、これまでの金融緩和策を維持することを決めたことを嫌気して株価は下落。日経平均は一時、1万9502円まで値下がりしました。翌5月1日の取引時間中にも1万9399円まで売られる展開。ここまでずっと上昇を続けてきたので、変調の兆しなのかとても気になるところではあります。

 もっとも、「大幅安」とは言ってもようやく5日移動平均線と25日線を割り込んだ程度にすぎません。いまだ1万9000円台を維持し、中長期の上昇トレンドが崩れたわけでもありません。むしろ、スッキリ感が漂うくらいまで下げてくれればいいと思っています。

 株式相場が今後、大きく崩れるような局面が訪れるのであれば、短期売買から少し長めの保有に軸足を移して取引するのも悪くはないかもしれません。弱い銘柄については「こんな時ぐらい上がればいいのに」などと思いもしますが、現実には「地合いに引きずられてますます売られ、常に弱くなる」という流れがはっきりしてきた印象があります。なので、銘柄選びはしっかり行いたいと考えています。

(毎週木曜日に掲載)

※横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。

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