日経平均は6日続伸、日銀の景気認識修正で買い戻し

終値は61円高の2万264円

ロイター
5月22日、東京株式市場で日経平均は6日続伸。終値は2000年4月14日以来、15年1カ月ぶりの高値水準で引けた。連騰に対する警戒感に加え、為替がドル安/円高方向に振れたことなどが重しとなり、前場はマイナス圏で引けたが、昼休み時間中に日銀が金融政策の現状維持を決定するとともに、景気認識を小幅上方修正したことで、後場は先物に買い戻しが入り上昇に転じた。写真は、東証、2013年2月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日続伸。終値は2000年4月14日以来、15年1カ月ぶりの高値水準で引けた。連騰に対する警戒感に加え、為替がドル安/円高方向に振れたことなどが重しとなり、前場はマイナス圏で引けたが、昼休み時間中に日銀が金融政策の現状維持を決定するとともに、景気認識を小幅上方修正したことで、後場は先物に買い戻しが入り上昇に転じた。

東証1部の時価総額は終値で591兆3007億円となり、1989年12月29日以来、約25年5カ月ぶりに過去最高を更新した。

日銀は21━22日の金融政策決定会合で、現行の量的・質的金融緩和(QQE)の継続を賛成多数で決めた。景気判断は個人消費や住宅投資の改善などを背景に「緩やかな回復を続けている」とし、小幅上方修正した。強気の景気認識は早期の追加緩和期待の後退につながるとして、後場寄りは下げ幅を拡大させる場面もあったが、次第に景気回復への期待が優勢になった。「思惑的に売っていた投資家の買い戻しを誘った面もある」(SMBC日興証券投資情報部部長の西広市氏)という。

週末で利益確定売りが出たほか、引け後の黒田日銀総裁会見や今晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見も広がり、上げ幅は限定的だった。

個別銘柄では、三陽商会<8011.T>が続伸。前場の取引時間中に2015年6月中間期予想の上方修正を発表したことが好感された。半面、すかいらーく<3197.T>は大幅安。同社は21日、4583万株の株式売出しを決議したと発表した。流通株数の増加による需給悪化を懸念した売りが出た。米投資会社サーベラスが株式の一部を売却することが明らかとなった西武ホールディングス<9024.T>も急落した。

東証1部騰落数は、値上がり1011銘柄に対し、値下がりが718銘柄、変わらずが154銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20264.41 +61.54

寄り付き    20208.85

安値/高値   20130.84─20278.31

TOPIX<.TOPX>

終値       1647.85 +1.05

寄り付き     1647.91

安値/高値    1638.52─1648.51

東証出来高(万株) 207480

東証売買代金(億円) 24182.17

(河口浩一)

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