米国株は続落、米GDP改定値のマイナス成長を嫌気

ダウは115ドル安の1万8010ドル

ロイター
5月29日、米国株は続落。第1・四半期のGDPがマイナス成長に下方修正され、市場心理が悪化した。写真はNY証券取引所前のウォール街の道路標識。2013年5月撮影。(2015年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 29日の米国株式市場は続落して取引を終えた。第1・四半期の米国内総生産(GDP)改定値がマイナス成長に下方修正されたことで市場心理が悪化した。交通関連銘柄の値下がりも株価の重しとなった。

ダウ工業株30種平均<.DJI>は115.44ドル(0.64%)安の1万8010.68ドルで取引を終えた。

S&P総合500種指数<.SPX>は13.36ポイント(0.63%)安の2107.39で取引を終えた。

ナスダック総合指数<.IXIC>は27.95ポイント(0.55%)安の5070 .03だった。

週間では、ダウが約1.2%、S&Pは約0.9%、ナスダックは約0.4%それぞれ下落した。一方、月間ではダウが約1.0%、S&Pは約1.1%、ナスダックは約2.6%の上昇だった。

朝方に発表された第1・四半期GDPは速報値の0.2%増から0.7%減へと下方修正された。この日発表の5月のシカゴ地区購買部協会景気指数やミシガン大消費者信頼感指数も軟調で、第2・四半期も経済の成長ペースは緩慢であることを示した。

こうした中、医療保険大手のヒューマナは、20.3%急騰し、過去最高値をつけた。身売りを検討しているとの関係筋の話が好感された。

半導体大手インテルは1.3%高。同業のアルテラを約160億ドルで買収することで近く合意すると報道が買い材料となった。アルテラは4.0%値上がりした。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が下げ2097で上げ945(比率は2.22対1)、ナスダックは下げ1723で上げ1039(1.66対1)だった。

BATSグロー バル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約70億株で、今月の平均である61億株を上回った。

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値          18010.68(‐115.44)

前営業日終値    18126.12(‐36.87)

ナスダック総合<.IXIC>

終値          5070.03(‐27.95)

前営業日終値    5097.98(‐8.61)

S&P総合500種<.SPX>

終値          2107.39(‐13.40)

前営業日終値    2120.79(‐2.69)

 

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