「ときめく」バイオベンチャー株はコレだ!

世界の「こんまり」の「片付け」に学ぶ投資術

株式投資にも「片付け」の発想が必要だ(撮影:今井康一)

 米国の有力誌「TIME」は4月中旬、恒例となっている「世界で最も影響力のある100人」を発表した。オバマ大統領や次期米国大統領選に立候補を表明したヒラリー・クリントン前国務長官などの常連組に加えて、日本からも世界の村上春樹氏が選ばれた。村上氏はノーベル文学賞候補の常連であり、反原発や平和運動で世界的に知名度が高いだけに妥当ともいえる。

 今回、日本人からもう一人選出されている。「こんまり」こと、近藤麻理恵さんである。知名度からすれば、意外と思われる方も多かろう。彼女は「人生がときめく片づけの魔法」の著者であり、同書は日本だけでなく英語版など他の言語でもベストセラーとなっている。

 近藤さんは整理整頓に関する専門家という肩書きを持つ。「片づけコンサルタント」を自称し、「日本ときめき片づけ協会代表理事」でもあるそうだ。筆者は失礼にも「近藤麻理恵」という名前ぐらいしか知らなかった。そこでとりあえず、「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみた。

 本の内容は筆者が読む前に、想像した内容と大差はなかった。しかし、筆者は片付けを苦手分野の一つとしており、なるほどと感心する部分も多かった。わかってはいるものの、痛いところを突いてくる。そんな内容である。

 筆者は少し高級なホテルに泊まると必ず、シャンプーやボディソープなどアメニティグッズを持ち帰ってくる。しかし、彼女に言わせれば「そんなものは絶対に使わないから処分してしまえ」というということになる。仕事の書類もそうだ。積み上げればどこにあるかわからなくなるから結局、ゴミだと彼女はのたまう。おっしゃるとおりである。書類は積み上げてしまうと分別できなくなるから立てて整理しろという。

 消しゴムもホッチキスの針も立てて整理するのがいいそうだ。反論の余地はない。近藤さんいわく、洋服などは「ときめき」が大事。疲れたスーツを着慣れたオジサンにはピンとこないが、娘や妻の洋服ダンスを見た経験のある貴兄には彼女の言わんとすることの察しがつくだろう。

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