米国株式市場は小反落、ギリシャ協議の進展期待で下げ渋る

ダウは28ドル安の1万8011ドル

ロイター
6月2日、米国株式市場は小反落。国債利回りの上昇が公益株を圧迫した。ただ、エネルギー株に買いが入ったほか、ギリシャ債務協議が合意に近いとの楽観的な見方から、相場は下げ渋る展開となった。ニューヨーク証券取引所で2014年12月撮影(2015年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日の米国株式市場は小反落。国債利回りの上昇が、公益株を圧迫した。ただ、エネルギー株に買いが入ったほか、ギリシャ債務協議が合意に近いとの楽観的な見方から、相場は下げ渋る展開となった。

ダウ工業株30種<.DJI>は28.43ドル(0.16%)安の1万8011.94ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は6.41ポイント(0.13%)安の5076.52。

S&P総合500種<.SPX>は2.13ポイント(0.10%)安の2109.60。

米長期国債の利回りが2週間ぶりの水準に上昇。このため投資対象として長期債と競合する公益株など高配当銘柄は全般に売られ、S&P公益株指数<.SPLRCU>は1.4%下げた。

半面、エネルギー株は原油高を背景に上昇し、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は0.5%上昇した。

プラチナム・パートナーズのウリ・ランデスマン社長は「今日は公益株がアンダーパフォームした。金利は意外に早く上昇するとの見方が理由なのは明らかだ」と話した。

百貨店のメーシーズは2.5%高。複数のヘッジファンドが一部主要都市での店舗の売却・リースバックを求めたとのロイターの報道が材料視された。

自動車のゼネラル・モーターズ(GM)は5月の新車販売が好調で0.1%上昇。鉄鋼のUSスチールも7.9%上げた。

ギリシャ債務問題は、 欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)がギリシャ政府に提示する支援策の条件で合意した。

一方、米利上げ時期をめぐる不透明感は懸念材料。この日は米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が、最近の米景気減速は一時的なものではない可能性があるとの認識を示した。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1648で下げ1385(比率は1.19対1)、ナスダックは上げ1594で下げ1149(1.39対1)で、いずれも上げ銘柄数が下げ銘柄数を上回った。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約55 億株で、過去5営業日の平均である63億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         18011.94(‐28.43)

前営業日終値    18040.37(+29.69)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         5076.52(‐6.41)

前営業日終値    5082.93(+12.90)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2109.60(‐2.13)

前営業日終値    2111.73(+4.34)

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ