前場の日経平均は続落、売り一巡後は下げ渋る

前場終値は88円安の2万454円

ロイター
6月3日、前場の東京株式市場で日経平均は前営業日比88円28銭安の2万0454円91銭と続落して引けた。写真は都内の株価ボード。4月撮影(2015年 ロイター/YUYA SHINO)

[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は前営業日比88円28銭安の2万0454円91銭と続落して引けた。前日の欧米株安やドル安/円高の進行が嫌気され、下げ幅は一時140円超となった。ただ好需給を背景とした下値安心感は根強く、売り一巡後は押し目買いの動きもみられた。

昨日に連騰記録が途絶えたこともあり「当然の調整」(準大手証券)との受け止めが広がった。直近で上昇が顕著だった電力株が利益確定売りに押されたほか、国内金利の上昇の受け不動産株が軟調に推移。半面、保険業や鉄鋼、金属は上昇し、出遅れセクターを物色する動きもあった。

指数は下げ渋る動きとなったが、前引けにかけては安値圏でもみ合いを続けた。欧米金利が上昇したことを受け、緩和マネーの巻き戻しが意識されたことも重しとなった。

岡三アセットマネジメントの鈴木守・上席ストラテジストは「連騰中の上げ率はそれほど大きくなく、需給もしっかりしている」としたうえで、直近の株高は「現物が主導して先物が追随する形になっている。短期の資金ではなく、年金など中長期の海外資金が入ってきたとみられる」と指摘する。一方、「欧米金利が不安定な動きとなってきた」とし、先物市場において一時的に売りが出る可能性も指摘している。

東証1部の騰落数は、値上がり678銘柄に対し、値下がりが1021銘柄、変わらずが184銘柄だった。

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