クレステックの初値は公開価格比82%高い1751円に

会社四季報編集部

 7月8日にジャスダック市場へ上場したクレステック(7812)は後場に入って、公開価格960円を82%上回る1751円で初値を付けた。

 PERなど指標面に割高感はなく、全体相場が軟調な中、最近のIPO人気を反映して前場は買い気配が続いていた。

 顧客であるメーカーが、発売する新製品に添付する取扱説明書、修理マニュアル等の企画・制作・翻訳・印刷を展開。デジタル製品、輸送用機器、情報機器、家電、医療用機器、産業用機器など顧客企業の事業領域は幅広い。

 中国、東南アジア、欧米に子会社を持ち、海外での顧客支援に強みを持つ。書類の制作・印刷にとどまらず、新製品開発に際しての市場動向調査や、各国の法令確認などのサービスも手掛ける。

 2015年6月期はフィリピンやベトナムなど東南アジア地域でメーカーの新規投資が増加。中国では電子機器やデジタル複合機向けの取扱説明書などが堅調で増収増益になる見込みだ。

 調達資金約1.5億円は海外子会社の印刷機購入などに充当予定。比較銘柄はシイエム・シイ(2185)に加え、技術用語の翻訳に強い翻訳センター(2483)、ビジネス文書印刷の福島印刷(7870)などを挙げられる。

記事中の会社を詳しく見る

クレステク (7812)

ページトップ