米国株式市場は続伸、ダウ年初来プラス回復 ギリシャ支援合意で

ダウは217ドル(1.22%)高の1万7977ドル

ロイター
7月13日の米国株式市場は大幅続伸。ユーロ圏首脳がギリシャ支援策で基本合意したことを追い風に、ダウ工業株30種は年初来でプラス圏を回復した。写真はNY証券取引所のトレーダー、9日撮影(2015年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 13日の米国株式市場は大幅続伸。ユーロ圏首脳がギリシャ支援策で基本合意したことを追い風に、ダウ工業株30種<.DJI>は年初来でプラス圏を回復した。

フェイスブック、ネットフリックス、アマゾン・ドット・コムがいずれも最高値を更新。アップルは1.93%上昇してナスダック総合指数の上昇に最も大きく寄与した。

ユーロ圏首脳会議は、徹夜の交渉によりギリシャに3年間で950億ドルの第3次支援を実施することに条件付きで合意した。また、支援協議に時間がかかるため、同国へのつなぎ融資を検討する。ギリシャは付加価値税の増税や年金抑制、予算削減などに関する厳しい改革を法制化する必要があり、合意の実現は限られた時間の中でこうした条件を達成できるかどうかにかかっている。

グラディエント・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、マイク・ビンガー氏は「ギリシャに関するニュースはやや影が薄くなり、それとともに米国の企業決算が重要な要素として浮上する」と話した。

ダウ工業株30種<.DJI>は217.27ドル(1.22%)高の1万7977.68ドル。 

ナスダック総合指数<.IXIC>は73.81ポイント(1.48%)高の5071.51。

S&P総合500種<.SPX>は22.98ポイント(1.11%)高の2099.60。

この日はS&P500の主要10業種がいずれも上昇し、S&Pハイテク株指数<.SPLRCT>は1.62%上昇した。また、S&P金融株指数<.SPSY>は1.09%上げた。今後発表される主要行の決算は、このところ短期金利に比べて長期金利が上昇していることが恩恵をもたらすとみられている。

イランの核開発をめぐる協議の進展を受けて経済制裁が解除され、イランからの原油供給が増えるとの見方が広がり、原油相場は下落した。S&Pエネルギー株指数<.SPNY>はプラス圏にとどまったが、過去1カ月間でみるとS&Pの10業種の中で最低のパフォーマンスとなり、5%超下落している。

原油相場の下落を手掛かりにダウ・ジョーンズ航空株指数<.DJUSAR>は上昇。アメリカン航空、ユナイテッド・コンチネンタル、ジェットブルー、 アラスカ航空がいずれも1─3%上昇した。

アップルは2日間で4.66%上昇し、2日間としては1月末以来の大幅な値上がりとなった。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2242で下げ830、ナスダックは上げ2002で下げ808だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約59億株で、7月の平均である69億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         17977.68(+217.27)

前営業日終値    17760.41(+211.79)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         5071.51(+73.81)

前営業日終値    4997.70(+75.30)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2099.60(+22.98)

前営業日終値    2076.62(+25.31)  

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