日経平均は6日続落、半年ぶりに1万8000円割れ 商いは今年最高

終値は733円安の1万7806円

ロイター
8月25日、東京株式市場で日経平均は6日続落。終値で2月17日以来、約半年ぶりに節目の1万8000円割れとなった。都内で6月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日続落。終値で2月17日以来、約半年ぶりに節目の1万8000円割れとなった。日中は一時800円近い下げから約300円高まで切り返すなど、日中値幅が1000円を超え、先物市場での短期売買に振らされる展開となった。東証1部の売買代金・出来高ともに今年最高を記録した。

朝方は前日の欧米株の大幅安に加え、外為市場での急速な円高進行が警戒され、幅広い銘柄に売りが先行。ただ、大幅安で始まった上海総合指数<.SSEC>が下げ渋る動きとなったほか、ドル/円相場が上昇したことで買い戻しの動きが強まり、前場はプラス圏で引けた。国内年金勢による債券売り・株買いのリバランス観測も支援材料となった。

もっとも戻り待ちの売りなどに上値は押さえられた。指数のボラティリティが大きい中では、本格的な買いは入りづらいという。後場の中国株が下げ幅を広げると、先物市場への断続的な売りが強まり、日本株は下げ基調を強めた。投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティ指数<.JNIV>は、終値で東日本大震災後に急落した2011年3月18日以来4年5カ月ぶりの高水準となった。

内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏は「売買代金の活況ぶりや25日線かい離率などのテクニカル指標、PERなどのバリュエーション面を考慮するといったん底をみた印象はある。ただ、米利上げや中国経済の動向がはっきりしないうちは戻りは限定されそうだ。日柄調整を経ないと本格的な戻りは難しいだろう」と述べた。

東証1部騰落数は、値上がり116銘柄に対し、値下がりが1751銘柄、変わらずが25銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17806.7 -733.98

寄り付き    18171.66

安値/高値   17747.5─18835.35

TOPIX<.TOPX>

終値       1432.65 -48.22

寄り付き     1450.98

安値/高値    1410.94─1509.62

東証出来高(万株) 474004

東証売買代金(億円) 49240.58

(杉山容俊)

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