米8月雇用者数、予想下回る17.3万人増 失業率5.1%に低下

利上げ遠のく?

ロイター
9月4日、米労働省は8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が17万3000人増となったと発表した。伸びは市場予想の22万人増を下回った。製造業が2013年7月以来の大幅減となったことが響いた。写真は2009年11月、米カリフォルニア州で(2015年 ロイターS/Robert Galbraith)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米労働省が4日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月と比べて17万3000人増と、市場予想の22万人増を下回った。失業率が5.1%と7年半ぶりの水準まで改善し、賃金上昇も加速したが、米連邦準備理事会(FRB)が今月に利上げする可能性は小さくなったかもしれない。

増加数は5カ月ぶりの少なさだった。製造業が2013年7月以来の大幅削減となり、全体水準を押し下げた。

7月の数字は当初発表の21万5000人増から24万5000人増へ上方修正された。

8月の雇用統計はここ数年、当初発表の数字が後に大幅に上方修正される傾向が続いており、今回発表の数字は雇用情勢を正確に反映していない可能性がある。エコノミストらは季節変動を調整する計算方法にゆがみがあり、学校の新学期入りを控えた季節変動が十分勘案できていないと主張している。

 

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