米株は急反発、中国主導の世界株高が追い風

ダウは390ドル高の1万6492ドル

ロイター
9月8日、米国株式市場は急反発。中国株の回復を好感した世界的な株高が追い風となり、米主要3株価指数はそろって2%を超える上げとなった。写真はニューヨーク証券取引所(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 8日の米国株式市場は急反発。中国株の回復を好感した世界的な株高が追い風となり、米主要3株価指数はそろって2%を超える上げとなった。

ダウ工業株30種<.DJI>は390.30ドル(2.42%)高の1万6492.68ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は128.01ポイント(2.73%)高の4811.93。

S&P総合500種<.SPX>は48.19ポイント(2.51%)高の1969.41。

3連休明けとなった市場では幅広い銘柄が買われ、セクター別ではS&P主要10業種のうち9業種の指数が2%を超える上昇となった。

中国は7日、長期投資を促すため、株式を1年以上保有する株主に対し、配当金に課す個人所得税を免除すると発表した。8日の中国株は終盤に大きく上昇した。

カブレラ・キャピタル・マーケッツのシニア・エクイティ・トレーダー、ラリー・ペルッツィ氏は「8月の相場下落で買いの好機が訪れた。人々はそうした機会を生かして資金を活用し始めているのだと思う」と述べた。また「中国では当局が対策を続ける意向と見受けられる。それで市場が安定化してくれればいいのだが」と話した。

個別銘柄ではアップルが2.8%上昇し、S&P総合500種とナスダックの両指数を大きく押し上げた。同社は9日に新製品を発表すると予想されている。

フィットネス向けウエアラブル端末を製造するフィットビットは11.2%の大幅高。同社に対する投資判断をモルガン・スタンレーが「オーバーウエート」に引き上げたことを受けて買われた。

地方テレビ局運営企業のメディア・ゼネラルは6.0%安。同社は複合メディア会社メレディス・コーポレーションを約23億4000万ドルで買収すると発表した。新会社は米国で第3位の地方テレビ局運営会社となる見通し。メレディス株は9.9%上昇した。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約67億株で、今月これまでの平均である76億株を下回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2439で下げ644(比率は3.79対1)、ナスダックは上げ2202で下げ646(3.41対1)だった。

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