米株反落、アップルやエネルギー株に売り

ダウは239ドル安の1万6253ドル

ロイター
9月9日、米国株式市場は反落、ダウ平均は239ドル値下がりした。写真はニューヨーク証券取引所。8日撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 9日の米国株式市場は反落、ダウ平均は239ドル値下がりした。新型のiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)を発表したアップルが値下がりしたほか、エネルギー株も軟調だった。

ダウ工業株30種<.DJI>は239.11ドル(1.45%)安の1万6253.57ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は55.40ポイント(1.15%)安の4756.53。

S&P総合500種<.SPX>は27.37ポイント(1.39%)安の1942.04。

アップルは1.9%安で取引を終えた。一部アナリストは、新製品発表会への期待が非常に高くなっていた反動で売りが出たと指摘した。

同社への部品供給企業も軒並み売られ、クアルコムは1.6%安、スカイワークス・ソリューションズとアバゴ・テクノロジーズはいずれも1.5%安だった。

S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は、原油価格の下落につれて1.9%下がった。石油のシェブロンは2.5%下げた。

四半期決算が5期連続の減収となった書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブルは27.6%下落した。

医薬品のテトラフェーズ・ファーマシューティカルズは、開発中の腸疾患治療薬が後期臨床試験で目標を達成できなかったことが嫌われ、78.8%安となった。

前日まで7日続落していたオンライン動画配信のネットフリックスは反発し、4.4%高で引けた。

主要指数は朝方に一時1%上昇する場面があったが、その後下げに転じた。

BB&Tウエルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は「前日は売られ過ぎだった状況を背景にしっかりと値上がりしたが、上昇をさらに後押しする材料がまったく見当たらなかったので、買いが失速した」と話した。

さらに同氏は、投資家は引き続き中国の政策対応を期待している一方、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒しているとの見方を示した。

中国財政省は9日、景気下支えのためにインフラ向け支出の拡大や税制改革加速の方針を表明した。

一部の投資家は、中国経済の減速が世界経済の足を引っ張る懸念があるため、米連邦準備理事会(FRB)は年末まで利上げを先送りするとみている。

ただこの日米労働省が発表した7月の求人件数は急増し、米経済が堅調であることがあらためて示された。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ2301で上げ744(比率は3.09対1)、ナスダックが下げ1949で上げ865(2.25対1)だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約72億株で、月初来平均の74億株を下回った。

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