“大幅増額"で“会社より強気"銘柄をあぶり出せ

四季報オンライン活用術=その③

会社四季報オンライン編集部

スクリーニングの流れをもう一度確認すると以下のとおりになる。

1.スクリーニングに利用する項目を選択し、検索条件に加える

2.検索条件に加えたスクリーニング項目の条件値を指定する

3.結果表示する銘柄の上場市場や業種などを指定する

4.結果表示時に、銘柄を並べる項目と並び順(大きい順か小さい順か)を指定する

 なお、結果画面ではコードと社名部分にマウスカーソルを当てると、日足株価チャートが表示され、ダブルクリックすると四季報ページに移動できる。

イチ押し条件の作成方法

手順1.メニューの「スクリーニング」タブをクリックして、スクリーニングページを開く

手順2.検索条件の追加」をクリックして、スクリーニング項目一覧を表示する

手順3.「業績」をクリックして、項目を切り替え、右から1列目の「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)(%)」をクリック、右から2列目の「会社予想と東洋経済予想の乖離(営業利益)(%)」をクリック。最後に「<閉じる」をクリックしてスクリーニング項目一覧を閉じる

手順4.検索条件に「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)」と「会社予想と東洋経緯予想の乖離(営業利益)(%)」が追加される

手順5.検索条件の「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)」の最小値に「30」を、「会社予想と東洋経緯予想の乖離(営業利益)(%)」の最小値に「30」を入力する

手順6.並び替えの「銘柄コード」を「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)」(または「会社予想と東洋経済予想の乖離(営業利益)(%)」)に変更し、「小さい順」を「大きい順」に変更する

スクリーニングのポイント

 スクリーニング項目「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)(%)」は、最新の業績予想と四季報最新号に掲載されている営業利益を比較したものだ。現時点での「四季報最新号」とは6月発売の2015年3集夏号を指す。最新の業績予想が14日発売の2015年4集秋号に掲載されるものに近いので、この項目を使うことで四季報の「矢印マーク」を疑似的にチェックできるのだ。四季報の「大幅増額(ダブル矢印)」は、30%以上の増額を対象としているため、「手順5.」で「30」と入力した。

 なお、この方法はいつでも万能というわけではない。四季報が発売されてしまうと効果を失う。なぜなら、四季報が発売されると「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)(%)」の比較となる最新号データが更新されるため、最新時点と最新号のデータの違いがほどんどなってしまうからだ。四季報発売直後は、代わりに「業績」にあるスクリーニング項目「四季報業績マーク」を使うと良いだろう。発売後1カ月も経てば再び「営業利益修正(今期)(最新ー最新号)(%)」で抽出できる銘柄が増えてくる。

「会社予想と東洋経済予想の乖離(営業利益)(%)」は、最新の業績予想と会社予想の乖離率を示している。つまり、四季報の「ニコちゃんマーク」と同じだ。そこで手順5.のところでこちらも「30」と入力し「大幅強気(ダブルニコちゃん)」の銘柄に絞り込んだ。

 スクリーニング条件を保存する場合は、「現在の検索条件の保存・編集」をクリックし、どこに保存するか選択後、「登録/上書」をクリックする。保存しておけば、次の2016年1集新春号でも手間をかけずに同じことができる。

 他のスクリーニング項目については、用語集に一覧があるので参照していただきたい。

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