米株反発、アップルやバイオテク株に買い

ダウは76ドル高の1万6330ドル

ロイター
 9月10日、米国株式市場は反発。前日値下がりしたアップルに買い戻しが入ったほか、バイオテク銘柄が堅調だった。写真はニューヨーク証券取引所。8日撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 10日の米国株式市場は反発。前日値下がりしたアップルに買い戻しが入ったほか、バイオテク銘柄が堅調だった。ただ連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え神経質な取引となり、上値は重かった。

アップルは2.2%高となり、新製品を発表して株価が下落した前日から反発した。

バイオ関連株も相場を押し上げ、バイオ医薬品の米ギリアド・サイエンシズが3.3%高とアップルに次いでS&P500種とナスダックの上昇に寄与した。ナスダック・バイオテクノロジー株指数<.NBI>は1.9%高。

ジャニー・モンゴメリー・スコット(フィラデルフィア)の首席投資ストラテジスト、マーク・ルスキーニ氏は「現在は綱引きの状態になっており、上下双方向に大きく振れやすい。投資家たちは明らかに確信が持てないでいる。相場を大きく押し上げるような株式への需要の高まりがあるようにはとても見えない」と話した。

ダウ工業株30種<.DJI>は76.83ドル(0.47%)高の16330.40ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は39.72ポイント(0.84%)高の4796.25。

S&P総合500種<.SPX>は10.25ポイント(0.53%)高の1952.29。

この日はS&P500種の10業種のうち9業種が上昇。ヘルスケア指数<.SPXHC>が0.9%上昇したほか、テクノロジー株指数<.SPLRCT>も1%上がった。

ヘッジファンドのアパルーサ・マネジメントの有力ファンドマネージャー、デビッド・テッパー氏はCNBCに対し、企業利益は予想ほど増加しないとの見方をした上で、来年の株式相場に対しては過度に強気と見ていないと語った。

個別銘柄では、2016年の利益予想を下方修正したドーナツチェーンの米クリスピー・クリーム・ドーナツが11.7%の大幅安となった。

化粧品大手エイボン・プロダクツも序盤の値上がりから下落に転じて9.5%安で終えた。経営不振のエイボンの株式持ち分の売却を通じた投資について、プライベートエクイティ会社と交渉中だとウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたことが材料視された。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1623で下げ1398(比率は1.16対1)、ナスダックが上げ1656で下げ1155(1.43対1)だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約68億株で、過去20日営業日の平均である81億株を下回った。

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