FOMCに注目、利上げでも大きな反応ない見込み=今週の米株市場

利上げの見方は五分五分

ロイター
9月11日、14日から始まる週の米国株式市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されるが、利上げ開始を決定したとしてもそれほど大きな反応はないとみられる。NY証券取引所で6月撮影(2015年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 14日から始まる週の米国株式市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されるが、市場はすでに調整局面にあり、連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始を決定したとしてもそれほど大きな反応はないとみられる。

ロイター調査によると、16─17日のFOMCで利上げが決定されるかどうかについてエコノミストの見方は五分五分で分かれている。

ただ、市場参加者は利上げをすでに織り込んでおり、そのタイミングが長期的な投資に影響を与えることはないとの見方を示す。

ここ数週間、中国や他の海外市場の弱さを背景に米株市場の調整が進んだことにより、FRBの利上げ余地が生じているという。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、ジョン・マンリー氏は「FRBが向こう数週間にやるべきことを実施するのにより安全な状況となった」と指摘。トレーダーはすでに利上げを織り込んでおり、それが9月になろうと10月あるいは12月になろうと「大きな違いはない」との見方を示した。

FOMC前には15日発表の8月の小売り統計、鉱工業生産、7月の企業在庫が注目される。また16日には8月の消費者物価指数(CPI)、実質所得などが発表される。

17日には第2・四半期の経常収支、8月の住宅着工件数と着工許可件数、18日にはコンファレンス・ボード(CB)の8月景気先行指数が発表される予定。

企業関連では、16日にソフトウエア大手のオラクル、17日にアドビシステムズが発表する決算が注目される。

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