米国株は押し目買いなどで大幅高、四半期では2011年以来の下げ

ダウは235ドル高の1万6284ドル

ロイター
 9月30日の米国株式市場は大幅高で終了、押し目買いが入ったほか、バイオテク関連株が反発した。写真はNY証券取引所のトレーダー(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日の米国株式市場は、大幅高で終了。押し目買いが入ったほか、バイオテク関連株が反発した。ただ、四半期ベースでは、2011年以来の大幅な落ち込みを記録した。

ダウ工業株30種<.DJI>は235.57ドル(1.47%)高の1万6284.70ドル。ナスダック総合指数<.IXIC>は102.84ポイント(2.28%)高の4620.16。S&P総合500種<.SPX>は35.94ポイント(1.91%)高の1920.03。

ITGのセールス・トレーディング責任者、ブライアン・フェンスケ氏は「この日市場を動かした具体的な材料があったとは思わない。だれもが急速に弱気になる際には、こうした戻りが起きやすい」と話した。その上で、投資家は今後経済指標や来週から始まる第3・四半期の企業決算発表に注目するだろうとの見方を示した。

第3・四半期はダウが7.6%安、S&Pが6.9%安、ナスダックが7.4%安。ほぼ全期間を通じて、中国経済の減速懸念や米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期をめぐる不透明感から、株式市場は世界的に動揺が続いた。

S&Pの主要10セクターはすべて上昇し、一般消費財<.SPLRCD>が2.7%高と上げをけん引した。

ナスダック・バイオテクノロジー株指数<.NBI>は、投資家による安値拾いの買いで4.5%上昇した。ただ月間ではなお11.5%の値下がりで、来年の大統領選の民主党候補指名を目指すヒラリー・クリントン氏が先週、医薬品価格の高さを批判したことが響いている。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2340で下げ758(比率は3.09対1)、ナスダックが上げ2063で下げ783(2.63対1)だった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約85億2000万株で、過去20営業日平均の72億8000万株を上回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>     

終値         16284.70(+235.57)

前営業日終値    16049.13(+47.24)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4620.16(+102.84)

前営業日終値    4517.32(‐26.65)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1920.03(+35.94)

前営業日終値    1884.09(+2.32)

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