日経平均は5日続伸、日銀会合控え伸び悩む

終値は180円高の1万8186円

ロイター
10月6日、東京株式市場で日経平均は5日続伸した。都内で7月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸。前日の欧米株高や円の弱含みなど、外部環境の改善を背景に序盤から買いが先行。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意も好感され、一時367円高へと上値を切り上げ、取引時間中で9月17日以来、約3週間ぶりに1万8300円台を回復した。

ただ日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、急ピッチな戻りに対する警戒感などから利益確定の動きも出て、大引けにかけて伸び悩んだ。

前日の米ダウ<.DJI>が300ドル超の上昇となったうえ、1ドル120円台半ばへと進んだドル高/円安が支援材料となり、東京市場でもリスクをとる動きが広がった。米利上げ先送り観測の高まりを背景に世界的な過剰流動性相場が続くとの見方が相場を押し上げている。東証1部の売買代金は2兆3947億円と引き続き盛り上がりに欠けるが、「不安定な値動きから一歩抜け出した感がある」(国内証券)との声が出ている。

もっとも、あすの日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして引けにかけ様子見ムードが強まり上げ幅を縮小した。日経平均はきょうまでの5日続伸で値幅1255円、率にして7.4%上昇している。「戻りのピッチが速いうえ、8月11日高値から9月29日安値までの38.2%戻しの水準(1万8446円85銭)に接近し、一巡感が出やすい」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)と指摘された。

個別銘柄では、ソフトバンク<9984.T>ファーストリテ<9983.T>ファナック<6954.T>など指数寄与度の大きい銘柄が上昇。三菱UFJ<8306.T>みずほ<8411.T>などメガバンクも堅調だった。好決算を発表したキユーピー<2809.T>クリエイトSDH<3148.T>も高い。

半面、トヨタ<7203.T>富士重<7270.T>ブリヂストン<5108.T>などが買い先行後に下げに転じた。

東証1部騰落数は、値上がり1363銘柄に対し、値下がりが448銘柄、変わらずが88銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      18186.1 +180.61

寄り付き    18302.41

安値/高値   18094.85─18372.72

TOPIX<.TOPX>

終値       1475.84 +11.92

寄り付き     1486.55

安値/高値    1472.43─1491.64

東証出来高(万株) 243836

東証売買代金(億円) 23947.56

(杉山容俊)

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