米国株式市場は反落、中国成長・企業決算への懸念が重し

ダウは49ドル安の1万7081ドル

ロイター
 10月13日、米国株式市場は反落。中国成長懸念が再燃したことに加え、今後本格化する企業の四半期決算に対する懸念も出ていることが重しとなった。 ニューヨーク証券取引所で9月撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[13日 ロイター] - 13日の米国株式市場は反落して終了した。中国成長懸念が再燃したことに加え、今後本格化する企業の四半期決算に対する懸念も出ていることが重しとなった。

ダウ工業株30種<.DJI>は49.97ドル(0.29%)安の1万7081.89ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は42.03ポイント(0.87%)安の4796.61。

S&P総合500種<.SPX>は13.77ポイント(0.68%)安の2003.69。

中国の9月貿易統計は、内需の弱さを反映して輸入が前年比で20%落ち込み、成長の鈍化が浮き彫りになった。

第3・四半期の企業業績をめぐる警戒感も引き続き地合いを圧迫した。トムソン・ロイターのデータによると、S&P総合500種構成企業の第3・四半期利益は5%近く減少し、過去6年間で最大の減益率となる見通し。

パイオニア・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョン・ケアリー氏は「市場は今後2、3週間に発表される企業決算について少し神経質になっている」と指摘。「世界情勢は引き続き市場心理の重しになっており、コモディティは以前から軟化していた。新たな強い経済指標の発表や状況を一変するような企業業績の発表はなく、市場は警戒ムードが続く中で米連邦準備理事会(FRB)の利上げ判断を待っている」とした。

今週はゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック(GE)など大手が相次いで決算を発表する。

S&P総合500種とナスダックの下げを主導したのはバイオテクノロジー株。S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は1.2%低下と、セクター別で最も下げがきつかった。

S&P500種銘柄で最も下げ幅が大きかったのは、トラックリースなどを手掛けるライダー・システムの9.3%安。

前日に業績見通し引き下げを発表した化学製品のFMCコーポレーションは3.1%下げた。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約61億株で、過去20営業日平均の75億株を下回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ2222で上げ835、ナスダックは下げ2039で上げ763だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         17081.89(‐49.97)

前営業日終値    17131.86(+47.37)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4796.61(‐42.03)

前営業日終値    4838.64(+8.17)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2003.69(‐13.77)

前営業日終値    2017.46(+2.57)

 

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