過去の四季報を使って業績を予測しよう

四季報オンライン活用術=その⑤

会社四季報オンライン編集部
四季報オンラインでは創刊号からの四季報をいつでも読める。紙では保存場所の確保すら大変だ

 株式投資を始めたばかりのビギナーはともかく、手慣れた投資家なら銘柄を選ぶ際に株価チャートをチェックしない人はいないはずだ。

 株価チャートは過去の株価推移をグラフで表したものだが、将来の株価の動きまでは教えてはくれない。それでも多くの投資家が株価チャートを重視するのは、過去の株価の動きがこれからの値動きを予想するうえで一定のヒントになるからだ。同じことは『会社四季報』にもいえる。活用法次第では過去の四季報も今後の業績や株価を予想する手助けになるのだ。

 たとえば、11月4日に持株会社・銀行・生保の3社が同時上場する日本郵政グループ。最後の大型民営化案件ともいわれるIPOで、資金吸収額も大きく、投資家の注目度は高い。

 IPOに応募し見事当選した人も、セカンダリー市場で買おうと考えている人も、今後の業績や株価動向は気になるところだ。こんな時は過去の大型民営化案件銘柄の値動きを過去の四季報で調べてみると面白い。

 実際に調べたのが上表だが、過去の事例を見れば、何となくもやっとしていた不安が解決するはずだ。なお、郵政株については「過去の政府放出株と郵政株比較でわかった意外な盲点」(有料記事)に詳しいので気になる方はそちらもご覧いただきたい。

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