パリ同時テロは許せない!「9.11テロ」時の株価反応に学ぶ

あのとき上がった株、下がった株

藤本 誠之
2015年1月にはパリにある風刺週刊誌社「シャリルエブド」が襲撃され12人が死亡した

 まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには「半歩先読み」が重要です。

 13日夜、悲しい事件が起こりました。フランスのパリとその近郊で発生した同時テロです。すでに過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を発表しています。競技場や劇場、レストランなど多くの人が訪れる施設で自爆テロや銃を乱射し、100名を超える死者を出しました。亡くなられた方々には謹んで哀悼の意を表したいと思います。

 世界に与えた衝撃は2001年9月11日に米国で起きた世界同時テロ以来といっていいでしょう。13日のニューヨーク株式市場にも事件の一報は入りましたが、ここまで悲惨な状況であるとは織り込みきれず、16日の東京市場がパリ同時テロの影響をすべて織り込む、最初の主要な株式市場になってしまいました。

 16日の日経平均株価は前営業日比333円安の1万9264円と下げて始まり、345円安の1万9252円まで売られましたが、その後は下げ渋り1万9393円(203円安)で取引を終了しました。

9.11年世界同時テロの時は

 今後の相場への影響は、欧米での株価の影響がはっきりするまでわかりません。ただ、こうした事件や事故があった場合は、過去に起きた同様な事件・事故のときに、どんな銘柄が動いたのかを知っておくことが欠かせません。その時とまったく同じ相場になることはありえませんが、次の相場のヒントになる可能性があるからです。

 今回のテロは欧州の移民問題が深刻化する中で起きたこともあり、欧州の政治に不安定要因となる可能性は十分あります。リスク回避姿勢が強まり、世界的な株安になれば、東京市場も影響を避けられないでしょう。

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