日経平均2万円接近でも無理についていきません

個別ではエン・ジャパンを中長期で持ってます

横山 利香

 フランスの同時テロの影響を微塵も感じさせない強さといっていいでしょう。日経平均株価は引き続き底堅い展開が続いています。18日の取引時間中には1万9800円まで上昇し、2万円目前という水準です。

 上値目標としてはこれまで、8月21日安値の1万9435円と翌営業日の24日高値1万9154円の間にあいたマドを埋める1万9500円前後を想定していました。株価チャートを見るかぎり、中長期的には上昇トレンドが継続しているとみられます。

 ただ、仮にそうだったとしても、さらに上の8月20日安値2万0033円と翌21日高値の1万9737円を間のマドを簡単に埋めることはないでしょう。ここから上値を追う展開についていけば、後悔しそうな気がしないでもありません。非常に悩ましい局面ですが経験則上、自分の考えを曲げると負ける確率が高くなるだけなので、ここは正念場。無理に追随しないでおこうと考えています。

 日経平均や東証株価指数(TOPIX)の推移を見ていると、8月の下落の大半を戻したともいえます。一方、個別銘柄の値動きに関しては、今夏以降の決算発表一巡で明暗が分かれたように感じています。

 以前、エン・ジャパン (4849)をご紹介しました。求人情報サイト大手で、「日本の企業業績の回復とともに、優秀な人材ほど引く手あまたになる可能性もある」との読みから購入しました。中長期のスタンスで保有しています。

 業績は従来から好調に推移。10月28日に今2016年3月期収益予想の上方修正を行ったのをきっかけに株価は一段高。その後、いったんは調整に転じたものの再び強含み、年初来高値を更新しています。チャート面では中長期的にも強い上昇トレンドが形成されていると判断。しばらくは様子を見ようと思います。

 相場全般は年末に向けて堅調な展開となる確率が高いので、個別でも業績が好調な銘柄を拾っていきたい考えです。

(毎週木曜日に掲載)

横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

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