ジャスダック、「知らない銘柄」ばかりが人気沸騰

マニアックが止まらない!

岡村 友哉
ジャスダックの売買代金ランキング上位には「?」の付く銘柄がズラリと並ぶ(撮影:尾形文繁)

 東証マザーズ指数が7日、終値ベースで900ポイントを上回った。これは8月18日以来のこと。マザーズ指数を売買する方法がない、つまり、同指数の先物や連動するETFがないため、フシ目を回復したことに特段の意味はないが、それにしても毎日上がりっぱなしな感がある。日足を見てみると、東証マザーズ指数は11月17日から7連騰し、1日ほんの少し下げた直後にまた4連騰していた。なんと堅調なことだろう。

 これを数値で示してみたい。「過去12営業日で上昇した日数÷12(営業日)×100」で計算するサイコロジカルというテクニカル指標(ただの勝率)を見ると、12月3日時点で91.7%という高い数値(勝率)をたたきだしていた。これ珍しいのではないか?と思い調べてみると、今年は91.7%に達したのが同日だけだった。やはり今はレアな好地合いにあるのかもしれない。

 昨年も6月3日の1回だけだった。ちょうど1年半前(日付もピッタリ3日)なのは、何か意味があるのだろうか……(先週のコラムで紹介した、配当の再投資が影響しているのかもしれない)。ちなみに、サイコロジカルというテクニカル指標は、オシレーターとして利用するため、「過熱しているイコール売りシグナル」と認識するのが一般的。この指標に敬意を表すなら、ここからの新興株市場は“要警戒”となる。

 とはいえ、「ほんとに過熱してるか?」と感じる投資家が多いのではないだろうか。新興株市場で動きの目立つ銘柄がマニアックすぎてよくわからないのである。というか、勉強不足なだけだが、売買代金のランキング上位銘柄についても「知らないんですけど……」なのである。

 先週の東証マザーズ売買代金トップ3は、そーせいグループ (4565)ネオジャパン(3921)ブランジスタ (6176)だった。こっちはわかる。強材料が出たバイオのトップ株、最近の新規株式公開(IPO)、そして、“神の手”である。わからないのは、ジャスダックのほうだ。

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