日経平均は3日続落、円高など嫌気 日経1万9000円は維持

終値は254円安の1万9046円

ロイター
12月10日、 東京株式市場で日経平均は3日続落。一時275円安となる場面があったが、節目の1万9000円は維持した。写真は東京証券取引所で2011年3月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落。一時275円安となる場面があったが、節目の1万9000円は維持した。原油相場の下落を背景とした米国株安や円高進行を嫌気し、リスク回避の売りが優勢となった。もっとも下値を拾う動きもあり、日中は安値圏で一進一退。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードも強く、薄商いとなった。

円相場が121円台半ばへと上昇したことを受け、業績悪化への警戒感から精密機器や自動車、電機など主力輸出株が軟調に推移。ファーストリテ<9983.T>ファナック<6954.T>など指数寄与度の大きい銘柄も下げ、2銘柄で日経平均を約67円押し下げた。

一方、直近の株価下落により、「日経平均が割安となり、押し目買いを入れやすい。個人投資家はレバレッジ型ETFやコア銘柄を中心に買い向かっている」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)という。日経平均が1万9000円を維持したことも不安心理の後退につながった。

個別銘柄では、横浜ゴム<5101.T>が急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は2300円(従来2800円)。新興国市場の低調などを主因に7─9月期の販売モメンタムが大幅に減速したことを考慮した。

半面、キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>が大幅反発。9日、子会社の杏林製薬が米医薬品大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブと創薬プログラムのライセンス契約を締結したと発表し、材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり232銘柄に対し、値下がりが1617銘柄、変わらずが74銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19046.55 -254.52

寄り付き    19070.02

安値/高値   19025.78─19125.06

TOPIX<.TOPX>

終値       1540.35 -15.23

寄り付き     1539.96

安値/高値    1537.97─1547.1

東証出来高(万株) 186561

東証売買代金(億円) 21913.67

(杉山容俊)

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