米国株式市場は上昇、原油価格反発が支え

ダウは前日比103ドル高の1万7368ドル

ロイター
12月14日、米国株式市場は、原油価格の反発を支えに主要指数がそろって上昇して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所。11日撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場は、原油価格の反発を支えに主要指数がそろって上昇して取引を終えた。11日に合併合意した化学大手デュポン とダウ・ケミカルがともに売られ、素材セクターは低調ぶりが目立った。

デュポンは3.6%、ダウ・ケミカルは3.9%それぞれ下がった。

オフィス・日用品のニューウェル・ラバーメイドは6.9%安。同社は消費者向け製品販売のジャーデンを買収すると発表した。ジャーデンは2.7%上がった。

中国太陽光発電のトリナ・ソーラー(天合光能力)は、最高経営責任者(CEO)らから株式非公開化提案を受け、11.6%高となった。

原油価格は一時11年ぶりの安値に迫ったが下げ過ぎ感から持ち直したため、エネルギー株がしっかりした値動きになった。しかし原油が底を打ったと宣言するのは時期尚早というのが市場関係者の一致した見方だった。

株価も1日を通して見れば不安定な動きで、売りが優勢となる場面があった。エンパイア・エクセキューションのピーター・コスタ社長は、原油価格のほかに高利回り(ジャンク債)問題や米連邦公開市場委員会(FOMC)などが市場の不安材料になったと指摘し、「不透明要素は多い」と述べた。

投資家が引き続き懸念しているのは、サード・アベニュー・マネジメント傘下のジャンク社債ファンド破綻がもたらす影響だ。

スタイフェル・キャピタル・マーケッツの上場株式取引マネジングディレクター、エンジェル・マタ氏は、市場参加者はだれもが、債券主導で起きた2008年の金融危機のような事態が再燃することを恐れていると説明した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が下げ2326で上げ810(比率は2.87対1)、ナスダックが下げ1804で上げ1034(1.74対1)だった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約89億株で、過去20営業日平均の70億3000万株を上回った。

 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17368.50 103.29 0.60 17277.11 17378.02 17138.47 <.DJI>

 前営業日終値 17265.21

ナスダック総合 4952.23 18.76 0.38 4932.61 4953.60 4871.59 <.IXIC>

 前営業日終値 4933.47

S&P総合500種 2021.94 9.57 0.48 2013.37 2022.92 1993.26 <.SPX>

 前営業日終値 2012.37

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ