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【株式・前引け】3日大幅続伸で、日経平均は6カ月半ぶりに9200円台回復

 15日の東証株式市場前場は3日大幅続伸。引けにかけて上げ幅が加速する展開で日経平均株価は昨年8月8日以来となるザラバでの9200円台を回復した。同株価の前引けは前日終値比164円55銭高の9216円62銭。TOPIXも同12.83ポイント高の799.63と、ともに3日続伸となった。東証1部の出来高は概算で13億7826万株、売買代金は7201億円に増加している。

 昨日の米国株式市場はNYダウ、ナスダック総合とも2日小幅続伸した。NYダウはEUなどによるギリシャ支援交渉が停滞するとの懸念から、下落場面が続いたが、取引終了間際に支援に向けて動き出すとの見方が広がると急速に持ち直し、4.24ドル上昇の1万2878ドルで引けた。

 寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の売買動向も売りが1310万株に対して、買いが1330万株で、差し引き20万株と小幅ながら4日ぶりに買い越しに転じた。

 業種別では、東証33業種中、上げたのは30業種で、海運の5.70%上昇を先頭に証券、保険、輸送用機器、銀行が3%以上の上げ幅となった。下げたのは3業種で石油、サービス、水産。      

 東証1部の値上がり銘柄数は全体の59.5%を占める987銘柄。下げたのは29.5%に当たる490銘柄。変わらずは177銘柄。個別では、輸出関連のファナックが上げ、明治海運、宮越HD、不動産のレオパレス21が買われた。一方で、決算書に注記がついたエルピーダメモリが売られ、株式希薄化を嫌われたニプロ、利益確定売りに押された廣済堂が下げた。

 後場に向けては、為替や先物、アジア市場の動向が注目される。

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