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【株式・大引け】日経平均、TOPIXとも続伸。ただ後場は達成感からの利益確定売りと模様眺めで伸び悩み

 20日の東京株式市場は続伸。日経平均株価の大引けは前日比100円92銭高い9485円09銭。前場は9500円台で推移したものの、後場は伸び悩んだ。TOPIXも同8.58ポイント上昇し、819.03ポイントだった。東証1部の出来高は概算で24億2431万株、売買代金は1兆3840億円。

 本日の東京市場は、先週末17日のNYダウの続伸、中国の準備預金率の引き下げなどで世界的な金融緩和モードが続いていること、為替が対ドル、対ユーロとも円安傾向で推移したことを好感し、朝方から大幅に上昇して始まった。日経平均は一時、9549円(165円高)まで上げ幅を拡大した。

 ただ、主力株の買い一巡後は、達成感から利益確定売りの動きが出て、後場は総じて伸び悩んだ。昼のバスケット取引は243億円成立し、やや売り決め優勢と伝えられた。 後場寄り付きは9506円(121円高)で、その後やや上昇したものの、引けにかけては伸び悩んだ。20日のNY市場は休場、ギリシャ支援の動向が注目されることなどから、模様眺めの空気も広がった。

 業種別では、東証33業種のうち24業種が上昇。上昇率上位は、鉄鋼の4.41%を筆頭に、海運が4.11%、鉱業が3.72%、ゴムが3.46%。下落は9業種で、下落率では1.15%下げた空運、1.10%下げた建設が突出していた。東証1部の値上がり銘柄数は全体の54.0%に当たる901銘柄、下げたのは37.1%相当の620銘柄、変わらずが147銘柄だった。

 個別銘柄は、トヨタ、日産自動車、ソニー、パナソニックなどが買われた。新日鉄、JFEのほか、中国関連でコマツ、日立建機、ファナックなども上昇。三井物産、三菱商事、金融株も全般に堅調だった。一方、鹿島、大成建設、清水建設が下げ、グリー、ディーエヌエーも大幅安となった。 

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