きょうの動意株

ファーストリテイは3月の月次速報を買い高値肉薄

9983 ファーストリテイリング 株価チャート

 ファーストリテイリング(9983)は前場、190円高の1万2080円まで買われて反発し前日ザラ場につけた昨年来高値1万2090円にあと10円と肉薄した。前日に3月の国内ユニクロ事業の売り上げ速報を発表、既存店で109.2%、直営店で116.1%と厳冬特需で大きく伸びた昨年11-12月に迫る水準を達成したことが、消費関連の主力株人気再燃を期待する買い物につながっている。同社の株価は、業績が落ち込んだ2005年8月期以来、月次速報が回復度合いを図るバロメーターとなっており、このところ株価は下方より上方に振れる展開に変わってきている。3月の月次売り上げプラスは、「チノー&カーゴパンツ」キャンペーンなどの販促も奏効し、春物商品が好調だったことを要因としており、2月に続くプラスで店頭の冬物商品が厳冬特需で品不足となりマイナスとなった1月月次とは様変わりとなっている。株価は、1月に発表の今8月期第1四半期の2ケタ増収益をベース材料にして上値を追い、東証が4月3日に発表した浮動株比率見直しで東証株価指数(TOPIX)組み入れ比率が引き下げられたことからやや高値波乱となった。今春の雇用・所得環境の一段の好転から、2ケタ増益予想の今期業績の上ぶれ期待も高まってくる方向にあり、需給悪化懸念を押し戻し上値模索が予想される。

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