きょうの動意株

東芝はフラッシュメモリ追加投資策を手掛かりに7連騰

6502 東芝 株価チャート

 東芝(6502)は、寄り付きの買い気配から22円高の738円と7営業日続伸して始まっている。5日に米国のサンディスクコーポレーション(カリフォルニア州)と共同でNAND型フラッシュメモリの需要急増に対応し、同社の四日市工場(三重県四日市市)に300ミリウェハー対応の製造棟を新たに建設することに合意したと発表、前日の米国でフィラデルフィア半導体指数が上昇したことも支援材料に好感する買い物が集まっている。NAND型フラッシュメモリは、シリコンオーディオプレーヤーや携帯電話用メモリカード向けなどに市場が急成長しており、新製造棟は、2006年8月に着工を予定し建物の建設は東芝が担当し、製造設備を両社共同で導入し、2007年第4四半期(10-12月)の量産開始を目指す。新製造棟の建設規模は現在、東芝四日市工場で稼働中の300ミリウェハー対応の第3製造棟と同等とする。生産規模は月産300ミリウエハー換算で10万枚、投資金額は両社で5000億円超とみられる。両社は、東芝四日市工場に300ミリウェハーに対応した最新鋭の第三製造棟を昨年夏から稼働させている。その後も需要の拡大に対応するため当初投資計画の前倒しなどにより能力増強を進めているが、2008年以降に見込まれる需要拡大に対応するには、早期に第四製造棟を建設することが不可欠と判断し、今回の計画に合意した。同社の株価は、ウエスチングハウス買収や過去最大の半導体投資などの過大投資負担から、一時は米格付け会社が格下げ方向で格付けを見直すなどとしたことも手伝い、株価も1月の昨年来高値815円以降、波乱場面が続いている。今回の追加積極策が、世界的なハイテク景気の回復に乗り大きく業績寄与となるか模索が続くことになる。

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