きょうの動意株

小林製薬は株式売り出しを増配が押し戻し続伸

4967 小林製薬 株価チャート

 小林製薬(4967)は、80円高の4300円と続伸して始まっている。前日に2006年3月期の期末配当の増配と合計300万株に及ぶ株式売り出しを同時発表し好悪材料が綱引きとなったが、信用好取組が株不足となる需給要因なども手伝い増配を前向きに評価する動きとなっている。増配は、すでに配当落ちとなっているが、前3月期の業績と今後の事業拡大に向けた新投資、そのための内部留保を総合的に勘案し前回予想・前々期実績の33円から38円に増配する。一方、株式売り出しは、同社の小林一雅会長などの保有株やオーバーアロットメントを含めて300万株を4月17日から19日までの間に売出価格を決定、この6営業日後を受渡期日として実施する。同社の株価は、連続の過去最高純利益更新となる好業績に加え証券各社の株価格付け引き上げ、さらに厳冬特需によるカイロ販売の拡大などを材料に4000円大台に乗せた。ここにきて第一三共(4568)が、アステラス製薬(4503)の大衆薬子会社ゼファーマ買収でセルフメディケーション関連の大衆薬への見直しが働き3月20日に昨年来高値4340円まで買われ一段高となっている。PERは25倍台とやや割高で、信用取組は1倍を割る好需給となっており、薬品株特有の薬価下げの圏外でむしろ追い風となることも視野に入れ強弱観が対立する値動きが予想される。

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小林薬 (4967)

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