きょうの動意株

ヤマハは業績減額売りの信用好需給も下支えに高値更新

7951 ヤマハ 株価チャート

 ヤマハ(7951)は前場、40円高の2190円と反発し4月5日につけた昨年来高値2175円を更新した。2月8日に2006年3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の下方修正を発表し、1881円安値まで突っ込んだが、PER評価からして下げ過ぎとして下値買いが続いており、逆日歩がつく信用好取組も押し上げ効果を発揮している。同社の3月期業績は、売り上げが昨年10月予想に比べ75億円ダウンの5290億円(前々期比1%減)、経常利益が65億円下回る350億円(同15%減)、純利益が30億円マイナスの260億円(同32%増)に引き下げられた。楽器事業では主に在庫調整が響き、AV・IT事業では競争激化による売り上げ減、電子機器・電子金属事業では携帯電話用音源LSIの販売数量の減少と単価の下落などが足を引っ張った。純利益は、前々期の54%減益の反動で大幅増益となる。同社は、IT関連の好実態株として上値を追っていただけに、この業績減額がショックとなり株価は、急落、信用取組も売り残が拡大して取組倍率は0.12倍と株不足になり逆日歩がつくまでに至っている。2007年3月期業績も、前期横ばい水準が予想されているが、PERの17倍台は明らかに下げ過ぎとなる。売り方の買い戻しもスプリングボードとなり、2003年10月高値2320円が上値ターゲットに浮上しそうだ。

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