きょうの動意株

エルピーダは赤字縮小の業績増額をテコに急続伸

 エルピーダメモリ(6665)は、260円高の4900円と急続伸し東証1部値上がり率順位の第12位にランクインしている。18日に発表した赤字縮小の2006年3月期連結業績の上方修正が買い手掛かりで、前日の米国株高、さらに3月の半導体製造装置のBBレシオが改善しハイテク株が時間外取引で軒並み高となったこともフォローしている。上方修正は、1月24日のレンジ予想に対して上方シフトし、営業利益は2億円の黒字-2億円の赤字、経常損益は30億円-34億円の赤字に引き上げた。1-3月期のビット成長率が、10月に量産を開始した300ミリDRAM増産と海外ファンダリ・パートナーからの製品購入量増により前四半期比63%増と伸び、売り上げも過去最高となり、DRAM販売単価が予想レンジを若干下回ったことを補った。ただ最終損益段階では、訴訟関連などの損失は増加する。株価は、上場以来の業績減額に打ち止め感が強まっており、本格化した米国のハイテク株の決算発表動向を睨みながら上場来高値5330円を意識する展開となりそうだ。

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