きょうの動意株

デリカフーズは反落もゼブラフィッシュ使用の疫学研究に評価余地

3392 デリカフーズホールディングス 株価チャート

 デリカフーズ(3392・東2)は、1万2000円安の32万円まで売られ3日ぶりに反落している。公開価格クリアで売り買いが交錯しているが、前日に発表した2007年度の新エネルギー・産業技術総合開発機構の採択事業として三重大学大学院の田中利男教授と、ゼブラフィッシュを日本で初めての実験動物として野菜抗酸化力、免疫力、解毒力などの分析、評価をする共同研究は、サプライズ材料として見直される公算が大きそうだ。ゼブラフィッシュは、受精後72時間で主要臓器が完成し、全ゲノム配列がヒトと80%の相同性があり遺伝子数もほぼ同数で、米国国立衛生研究所がマウス、ラットに次ぐ第3の実験動物として認定しており、新薬開発の化合物スクリーニングでは、コストはマウスの1000分の1以下になると試算されている。同社と田中教授は、同魚類を野菜の本格的な疫学的評価に日本で初めて取り組む。同社は、昨年12月に公開価格32万円で新規上場され、48万3000円高値をつけたあと20万円台に突っ込み、ようやく公開開始クリアとなっている。PERは依然として割安であり、上場高値奪回の展開も想定される。

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デリカFH (3392)

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