きょうの動意株

花王は連続増益記録途絶も悪材料出尽くし感から反発

4452 花王 株価チャート

 花王(4452)は前場、60円高の3080円なで買われて反発した。24日に連続経常増益記録がストップした2006年3月期連結決算を発表したが、すでに1月以来これを先売りする調整をしてきただけに悪材料出尽くしとして下値買いにつながっている。同社の前期業績は、売り上げは前々期比3%増収となったが、経常利益は2%減益、純利益は1%減益と連続経常増益記録が24期で途切れた。シャンプー・リンスや洗顔料・ハンドソープなどは好調だったが、販売価格下落、原油高に伴う原材料費の上昇に加え、カネボウ化粧品の買収に伴う償却費用が響いた。今3月期業績は、カネボウ化粧品がフルに寄与するため売り上げは24%増の1兆2100億円と増えるが、経常利益は3%減の1180億円、純利益は1%増の720億円を見込んでいる。買収に伴う年間償却費約270億円や金利負担が圧迫する。株価は、1月の昨年来高値3420円から調整を継続し、テクニカル的には2月16日の3000円安値と前日安値がダブルボトム形成のチャートとなり、信用取組倍率が1倍を割っていることも支援し底値買い思惑を誘っている。

記事中の会社を詳しく見る

花王 (4452)

ページトップ