きょうの動意株

アコムはS&Pがアウトルック引き下げも安値から急反発

8572 アコム 株価チャート

 アコム(8572)は、後場も290円高の6580円と買われて前日の昨年来安値から急反発している。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、24日に同社のほかプロミス(8574)、武富士(8564)の長期カウンターパーティ格付けに対するアウトルックをそれぞれ「ポジティブ」から「安定的」に引き下げると発表したが、株価が2004年以来の安値水準まで調整したこともあり売り方の買い戻しも加わり自律反発となっている。今回のアウトルック引き下げは、金融庁が主催する「貸金業制度等に関する懇談会」が21日にまとめた論点整理などを踏まえると、上限金利を含む貸金業制度全般の見直しが従来のS&Pの想定よりも厳しいものとなる可能性が高まっていることに基づく。従来、上限金利が25%程度にとどまる制度の小幅変更であれば、業績への影響は軽微で格上げの可能性が高いとみていたが、緩やかな制度変更のシナリオの実現可能性は以前よりも低下したとしている。プロミス、武富士もこの日は反発しているが、社会・政治問題化したグレーゾン金利の動向は、なお消費者金融各社の株価にカゲを投げ掛けることになりそうだ。

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