きょうの動意株

阪神は村上ファンドの株主提案で肩代わり価格思惑高まり続伸

 阪神電気鉄道(9043)は、49円高の1049円と3営業日続伸して始まっている。村上世彰氏が率いるMAC Small Cap投資事業組合などのM&Aコンサルティング社関連ファンドが、5月2日に取締役9名を選任するなど株主提案したことが明らかになり、防戦する同社と経営統合を目指す阪急ホールディング(9042)の保有株取得交渉が大詰めとなり、肩代わりのための取得価格が引き上げられるとの思惑が買い物先行につながっている。阪神は、6日にこの株主提案に対して説明を求めて照会するなど反対を表明している。M&Aコンサルティング社関連ファンドは、従来の純粋な投資目的から経営支配を目的とする株式保有の立場を変えており、経営方針につていも不動産事業を鉄道事業から分離する提案は、安全・安定した輸送サービスを継続的に提供する鉄道事業とは相容れないとし、同様の事業展開をする阪急HDとの関係強化(経営統合)の協議を進めるとした。阪急HDも同日、M&Aコンサルティング社とファイナンシャルアドバイザーを通じて協議を行っていると発表しており、6月の株主総会に向け株価思惑を高めることになる。なお阪急HDも、20円高の673円買い気配と3営業日ぶりに反発している。

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