きょうの動意株

カルピスは純利益増額の割安株買い続き高値更新

 カルピス(2591)は、18円高の1189円と4営業日続伸し5月1日につけた昨年来高値1177円を更新している。4月27日に今12月期第1四半期(1Q)決算とともに発表した通期純利益の上方修正が低PER買いを呼び込んでおり、親会社の味の素(2802)がダノングループの香港子会社や同社子会社のギャバン(2817・JQ)などを積極的にM&Aしていることも思惑を誘っている。同社の今期予想純利益は、期初予想の32億円から47億円(前期比49%増)へ上方修正され、前期の過去最高を大幅に更新する。資産の効率化と財務体質の強化のため大阪府高槻市に保有する外部賃貸物件(土地7545.5平方メートル)を譲渡価額27億円で長谷工コーポレーションに売却、25億7800万円の譲渡益となることが要因となっている。1Q業績は例年、売り上げが最も低い期間で減収、赤字で着地したが、純利益以外の通期業績は、期初予想通り前期比2%増収、10%経常増益で据え置いた。株価は、なおPER19倍台と割り負けており、味の素関連思惑や信用好取組も上値を刺激しよう。

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