きょうの動意株

信金中金は続落も好配当利回りに見直し余地

8421 信金中央金庫 株価チャート

 信金中央金庫(8421)は、3000円安の52万5000円と5営業日続落となっている。今3月期業績が2ケタ減益を予想したことから昨年来安値水準を試しているものだが、前日開催の決算説明会で「中長期的な収益力強化に向け無理な益出しはしない」(中平幸典理事長)既定方針通りとされたことから、内需関連の好利回り株買いを刺激する展開も想定される。同社は、量的緩和策が解除される金融情勢の変化を先取りし前期から経営戦略の方向転換をしている。自己資本の増強を図りつつそれまでの金利リスクに偏った資産運用から多様なリスクカテゴリーに分散投資を進める投資戦略を強めている。とくに市場運用力の強化は顕著で、前期は株式運用残高は2.4倍、投資信託は4.7倍に拡大した。両運用商品の含み益も約750億円となっているが、今3月期業績は経常収益3640億円(前期比5%増)、経常利益550億円(同13%減)、純利益360億円(同18%減)を予想している。株価は、今年2月の上場来高値62万3000円から値幅で12万円、日柄で4カ月の調整と最終局面となり、2.4%に回る好配当利回りは全般調整相場下で一段と魅力を増すことになる。

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信金中金 (8421)

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